12月22日 終業式🎉

今日は二学期の終業式でした。ホールに集まって今年最後のおまいりをしています。さくら組の開扉・閉扉や献灯献華献香はもうすっかり板について他のクラスの子たちのお手本です。ただ元気とか上手というだけではなく、大切な役割を担っているという真摯さや丁寧さ、落ち着きのあるたたずまいはとても素敵です。しかし、4月からみんなそうだったわけではありません。
つぼみ組、もも組、すみれ組の子たちもそうです。ブランコができなかった子が上手に乗れるようになりました。たどたどしかったスケーターがいつの間にか「スピード注意!」と声をかけられるほど上手になりました。一人ではとても作れない大きな山や川を友だちと協力して作ることができるようになりました。友だちから奪い取っていたオモチャも「貸して」と言えるようになりました。自分だけではなく友だちも一緒に楽しく遊ぶためのルールも覚えました。順番や代わりばんこももう得意技です!?そして何よりも素晴らしいことに、たくさんの遊びや体験を通して「ありがとう」や「ごめんなさい」が自然と出てくるようになりました。
そんな子どもたちの素晴らしい育ちの瞬間に私たちは毎日のように出会わせていただきました。しかし、それはそれぞれのご家庭の温かな支えのおかげ。日々、子どもたちの体調を整え安心と安定の心持ちを満たしてくださるご家庭の力があるからこそ、子どもたちは幼稚園で生き生き・伸び伸びと遊び、自己を発揮しながら友だちを受け容れ、さらに育ち合うことができるのだと思います。改めて保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。2017年は大変お世話になりました。有り難うございました。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。
マザールームの窓に各クラスの制作を貼り出しています(1月12日まで)。ウィンター保育や園の近くを通られた際に是非ご覧になってください。

最後のコマバトル!負けられない!

レディ、ゴー!おっ?キノコ回し!

終業式のおまいり。立派な姿です。

みんなで元気に園歌斉唱♪

冬休み、元気でね〜!

今年最後のお当番。お疲れさま!

お話を聞く力もグーンとアップ。すごいぞ

マザールームに各クラスの制作
園長先生のひとりごと
子どもたちには嬉しい冬休みですね。クリスマスプレゼントやお年玉を楽しみにしている様子がどの子からもうかがえました。お父さんやお母さんたちに一つだけお願いがあります。それはクリスマスだからプレゼントをあげる、お正月だからお年玉をあげる、ではなく、「あなたのことが大好きだから、とても大切だから、プレゼントをあげたいんだよ」ということをしっかり親のメッセージとして子どもに伝えていただきたい、ということです。まるで年中行事の義務と権利のようなプレゼントの授受では意味が無いように思います。クリスマスプレゼントもお年玉も親の気持ちを表すための手段に過ぎません。渡すことが目的ではないはず。
あ、それからもう一つ。子どもたちが幼稚園でおまいりで使っている念珠を持ち帰っています。年末年始にはお寺参りや祖父母様宅のお仏壇など手を合わせる機会もあることでしょう。その際には子どもたちにお念珠を持たせていただいて、ご家族で心静かに手を合わせてみてはいかがでしょうか。皆様、どうぞ良いお年を。